おいしい紅茶の入れ方 お湯の温度について
紅茶の美味しい入れ方に関するゴールデンルールの4つ目は、「新鮮な水を使用して沸かしたお湯を使用すること」です。
ところで、紅茶を入れる際に「最適なお湯の温度」はどのくらいかご存知でしょうか?
紅茶を入れる際のお湯は、煮立った状態のお湯を用いるのが最適だと言われていますが、紅茶の茶葉を上下にジャンピングさせるためには95度〜98度のお湯が最も良いと言われています。
ですので、お湯を沸騰させてボコボコと大きな気泡が上がってきたら火を止めて、紅茶の茶葉が入っているティーポットに勢いよく注ぐというのが、おいしい紅茶を入れる秘訣です。
おいしい紅茶の入れ方 お湯の温度についての注意点
ここで、お湯の温度についての注意点があります。
紅茶の茶葉を入れるティーポットは、茶葉を入れる前に1度「湯通し」することを推奨します。
こうすることで、煮立ったお湯をティーポットに注いでも急激にお湯の温度が下がらず、保温状態をキープすることが出来るからです。
特に、寒さの厳しい冬場は、ティーポットの温度の低下がかなり早いのでご注意ください。
また、ポットのお湯を使用したり、紅茶を入れる際に使用するお湯は煮立たせ過ぎると、水に含まれている酸素が抜けてしまいます。
その結果、紅茶の茶葉をジャンピングさせることが出来ず、折角の紅茶の香りや味わいを台無しにしてしまう可能性があるのです。
茶葉の中には、発酵度合の低い紅茶の茶葉がある場合があります。
そういった紅茶の茶葉を用いて入れる場合は、お湯の温度を95度から98度で入れてしまうと強烈な渋みが出てしまいます。
ですから、80度から90度のお湯を使用するようにしましょう。