日本の紅茶ブランド 日東紅茶の歴史
日本初の国産ブランド紅茶メーカーの日東紅茶ですが、元は三井紅茶という社名だったことをご存知ですか。
三井紅茶は、1927年創業の国産紅茶ブランドです。
その当時、「渡航高級品」の代表商品であった紅茶は、一般市民の方が購入出来ない高値で販売されていたため、なかなか日本国内に紅茶文化が浸透しませんでした。
そこで、紅茶の魅力をもっと多くの人々に知ってもらいたいという思いから、高品質で安心な紅茶を低価格で販売するためにと、完成したのが「試製紅茶」です。
この試製紅茶は、海外市場にて、世界最高級のダージリンに匹敵するほどの香りと味わいを持つ紅茶として高い評価を得たと言います。
そして、1930年に三井紅茶は日東紅茶へと社名を変更し、1933年にはイギリスの首都ロンドンにて目を見張るほどの高値で取引され、イギリス国内で日本の紅茶ブランドが認められたのです。
1951年には、静岡県藤枝市にて、セイロン系のブレンド紅茶「青缶」や「白缶」、ダージリンブレンドの「白丸缶」など続々と考案されました。
中でも、セイロン系のブレンド紅茶「白缶」はセイロンの茶葉が持つ旨味と香りが豊かに表現されているとしてロングセラー商品となりました。
そして、1961年には日東紅茶のティーバッグ紅茶が販売されるようになり、日本国内で緑茶と共に紅茶も積極的に飲まれるようになりました。
現在では、デイリークラブシリーズやDAY&DAY、オーガニックシリーズなどバラエティに富んだ紅茶をたくさん販売しています。
日東紅茶で人気のおいしい紅茶について
日東紅茶の魅力は、誰でも気軽に紅茶を飲めるよう高品質の紅茶を低価格で販売している点です。
また、日東紅茶の紅茶は、スーパーやデパートだけではなく、コンビニエンスストアや100円ショップなどでも購入出来る点も魅力的です。
しかし、低価格で誰にでも購入出来るというメリットが、反対にギフトとして活用するのには不向きとなっており、贈り物として日東紅茶を購入する方はあまりおりません。
ですが、家族や恋人、友人と楽しいティータイムを過ごすために日東紅茶は、とてもおススメです。
ここでは、日東紅茶で人気の高いおいしい紅茶の種類をご紹介します。
日東紅茶で人気のおいしい紅茶の種類やオススメのギフト
渋みの少ない紅茶「セイロンブレンド」
渋みが少ない茶葉の中から厳選しブレンドした、スッキリとした後味と柔らかな舌触りが特徴のセイロンブレンドは、透明感のある澄んだ香りと味わいです。
そのため、紅茶が苦手な方でもストレートティーとして美味しく召し上がることが出来ます。
香りの高い紅茶「ダージリンブレンド」
優雅な香りを持つダージリンと深いコクを持つアッサムの茶葉をブレンドした非常にバランスの良い紅茶です。
ストレートティーでもミルクティーとしてもおいしく飲めるので、お家に1つ置いておくと、突然の来客にも対応出来るのが嬉しいところです。
日東紅茶の紅茶は、企業のお客様用無料ドリンクとして活用されることもあり、多くの方々から愛飲されている紅茶ブランドです。
また、近年増加傾向にある健康・自然志向型の方々にも安全で高品質の紅茶を楽しんでもらえるようにとオーガニック紅茶 ダージリンなども販売されています。
老若男女を問わず、日本人から愛され続けている国産紅茶ブランドが日東紅茶なのです。