おいしい紅茶の入れ方と茶葉 茶葉の量ついて
紅茶の茶葉の製造工程を先ほどご紹介しましたが、紅茶を美味しく入れるならば、出来れば「オーソドックス製法」で製造された茶葉を用いることが理想です。
そして、茶葉の量に気を使うことも非常に大切です。
では、「オーソドックス製法」で製造された茶葉を用いた美味しい紅茶の入れ方をご紹介します。
おいしい紅茶を入れるには使用する茶葉の分量が大切です。
これは、美味しい紅茶を入れるための「ゴールデンルール」の1つ、「適量の茶葉を用いる」が含まれています。
おいしい紅茶の入れ方 茶葉の等級と量ついて
紅茶には等級(グレード)があり、入れる紅茶の茶葉によって使用する茶葉の分量や蒸らし時間などが変わります。
紅茶の茶葉には製法によって、フルリーフ・ブロークンリーフ・ファニングス&ダストの3つに分けられます。
等級が「OP(オレンジペコ)」の場合、使用する茶葉の量は3.5g〜4gが適量となります。
「BOP(ブロークンオレンジペコ)」の場合、使用する茶葉の量は3gが適量です。
「BOPF(ブロークンオレンジペコファニング)」の場合は、使用する茶葉の量は2g〜2.5gが適量となります。
そのため、使用する茶葉の等級や製法によって、使用する紅茶の茶葉のグラムを変更する必要があるのです。
ちなみに、CTC製法の紅茶の茶葉を使用する場合は、3g、ティーバッグならば2gから2.5gが適量となっています。
※2gから2.5gはティースプーン擦り切り1杯、3gは中くらいの山盛り1杯、3.5gから4gは山盛り1杯が目安となっています。
ただし、スプーンのサイズによってバラつきが生じますので、正確性に欠けます。
ですので、計量器を用いて必要なグラムの紅茶の茶葉を計測してから入れると良いでしょう。