フランスの紅茶ブランド マリアージュフレールの歴史
フランスの老舗紅茶ブランドの1つである「Mariage freres(マリアージュフレール)」は、ルイ14世が活躍した1660年頃まで遡ります。
マリアージュフレールの創立者には、ニコラス・マリアージュ氏とピエール・マリアージュ氏の2人がいます。
当時、ルイ14世のもと創立者の一人ニコラス氏は、貿易会社の仕事に携わり、ピエール氏はマダガスカルへと派遣されます。
そして、2人で世界各国の香辛料やお茶などをフランスの品物と交換し、それらを持ち帰って商売をする「フランス交易」を築き上げてきました。
さらに1854年、エドワード・マリアージュ氏とアンリ・マリアージュ氏の2人によってフランスで初めて茶類の輸入企業「マリアージュ・フレール社」を首都パリに設立します。
その後、同社は「フランス流紅茶芸術」と称されるほど、非常に人気の高い老舗紅茶ブランドとなりました。
現在では、その伝統を守りつつ、優雅で磨き上げられた新しい紅茶を生み出すために日々精進しているそうです。
日本でも1988年に東京都銀座へ「マリアージュフレールジャポン」という名でマリアージュフレールの紅茶を購入出来るお店が出店されています。
最近は、通信販売サイトもありますので、誰でも気軽に購入出来るようになっています。
マリアージュフレールで人気のおいしい紅茶について
マリアージュフレールの魅力は、取り扱う「茶葉の種類」が豊富なことです。
世界各国のマリアージュフレール各店舗では、常時35か国の信頼できる茶園で生産された茶葉の中から、より優れた茶葉を選び抜いています。
さらに、それらをもとに作られた「500種を越えるお茶」を販売しているのです。
そんなマリアージュフレールで最も人気の高いおいしい紅茶の種類とオススメのギフトをご紹介します。
マリアージュフレールで人気のおいしい紅茶の種類やオススメのギフト
MARCO POLO(マルコポーロ)
日本の著名人方からも愛されているマリアージュフレールの「MARCO POLO(マルコポーロ)」は中国茶をベースに使用した異国情緒あふれるフルーティーな香りの紅茶です。
神秘的な香りがふわりと漂い、ミディアムボディの後味の良さが絶妙です。
紅茶ファンの間では、香りの余韻を愉しむことができる紅茶として定評があります。
MIRABEAU(ミラボー)
MIRABEAU(ミラボー)は、ハイビスカスやローズ、甘草などをブレンドし、紅茶ベースに仕上げた女性にオススメの紅茶です。
水色は鮮やかな赤色をしており、スパイシーな香りが感じられるのですが、口に入れた瞬間にふわっと広がる甘みがクセになります。
EARL GREY FRENCH BLUE
マリアージュフレールのアールグレイは現在16種あり、その中でも特に人気の高いアールグレイがFRENCH BLUE(フレンチブルー)です。
ベースとなっているのは中国茶で、爽やかなブルーの矢車菊(ブルーエ)の花びらをたっぷり使用した矢車菊の香りが漂う紅茶です。
マリアージュフレールの紅茶をギフトとして利用したい方は、「Gift Collection」や「Wedding Collection」を購入してみてはいかがでしょうか。
マリアージュフレールのギフトは、老若男女問わずたいへん人気が高いので、お祝いギフトやお中元やお歳暮としてオススメです。
ちなみに、同社の紅茶のルーツは、17世紀初めにオランダの「東インド会社」によって中国から持ち込まれたお茶がフランスへ伝わったことが始まりです。
そのため、フランスでは、イギリスよりも14年ほど早く紅茶を嗜んでいたと言われています。