フランスの紅茶ブランド ニナスの歴史
1965年、フランスにて誕生した紅茶ブランドが「NINA’S(ニナス)」です。
実は1672年、フランス南東部のマルセイユにて、ピエール・ディアズ氏の手によって「ラ・ディスティルリー・フレール」という世界初のラベンダーエッセンシャルオイルを開発したのが、ニナスの前身会社です。
「香りの魔術師」という異名を持つディアズ氏のエッセンシャルオイルは、ラベンダーやローズをはじめ、ジャスミンなどの植物から抽出されるオイルをヴェルサイユ宮殿へ納めています。
太陽王として知られるルイ14世や、ルイ16世の妻マリー・アントワネットからこよなく愛されていたそうです。
また、地中海最大の島シチリアのベルガモットや、タヒチのバニラなど、世界各国の最高級原材料を使ったアロマ作りを行い、フレグランスを創造する優れた技術を持つ会社として世界へその名を轟かせました。
その後、1965年にディアズ氏のフレグランス作りの技術的知識や情報は時代を巡り、現在では、ニナスのティーフレーバーへと受け継がれ、その豊かで崇高な香りで多くの「紅茶愛好家」を虜にしています。
ニナスで人気のおいしい紅茶の種類やオススメのギフト
ニナスの魅力は、やはり「香りの魔術師」と呼ばれるディアズ氏が考案した香り高いアロマの香りを持つフレーバーティーです。
1度堪能したら忘れられなくなるその芳香は、とても言葉では表現できない魅力を持っています。
そんなニナスには様々なおいしい紅茶が販売されていますが、中でも女性から高い人気を誇る紅茶の種類があります。
それは「マリーアントワネット」という名の紅茶です。
ニナスとマリーアントワネットには、深い関係があります。
現在、紅茶ブランド名となっている「ニナス」とは、ニナ・ディアズという女性の名から付けられました。
彼女は1778年にマリー・アントワネットへ献上するために作られたケーキ「ニナセット」のレシピ考案者であり、現在でもそのレシピは代々ディアズ家に受け継がれています。
ニナスの代表フレーバーティーである「マリーアントワネット」に使用されている素材は、ヴェルサイユ宮殿にある「王の菜園」にて手摘みされた、新鮮で瑞々しいリンゴと香り高いバラを使用しています。
この場所は、マリー・アントワネットのお気に入りの場所だったことから紅茶の名前を「マリーアントワネット」としたそうです。
ニナスのマリーアントワネットは、ギフトとしても人気が高いため、お祝いの際やイベントギフトとして購入される方も大勢いらっしゃいます。
現在、ヴェルサイユの「王の菜園」の唯一の契約企業であるニナスが手掛けるマリーアントワネットは、世界中の紅茶ファンからの注目を集めています。
是非、この機会にニナスの紅茶を1つ購入してみてはいかがでしょうか。