紅茶の効能で美しい肌を手に入れませんか?
真っ赤な太陽から降り注ぐ紫外線によってお肌がこんがりと小麦色になってしまい、シミやそばかすの要因となります。
そこで、意外に思われるかも知れませんが、紅茶の登場となります。
紅茶の成分が持つ効能によって、紫外線から肌を守り、老化の要因となる活性酸素を取り除いて、ハリ艶のある若々しい素肌を手に入れませんか?
今回は、紅茶の持つ美肌・美白に関する効能をご紹介したいと思います。
紅茶の効能で美肌を手に入れる 紅茶ポリフェノール
紅茶の効能の1つに、美肌を手に入れる効果があります。
その効能を持つ成分が「紅茶ポリフェノール」です。
紅茶ポリフェノールとは、紅茶を製造する工程の1つである発酵を行う際に生成される成分です。
茶葉に含有されているカテキンが、テアフラビンやテアルビジンなどの成分に変化したものの総称です。
この紅茶ポリフェノールには、シミやそばかすなどの要因となるメラニン色素の生成を抑制させる働きがあります。
さらに、ストレスや不摂生な生活習慣によって、体内で異常発生した「活性酸素」を取り除く効能があります。
紅茶の効能で美肌を手に入れる タンニン
緑茶や青茶などにも含まれている渋み成分「タンニン」には、太陽から降り注ぐ紫外線によってダメージを受けた肌のほてりや炎症を鎮静させる効能があります。
そのため、海水浴などで真っ赤に日焼けした肌に、使用した紅茶のティーバッグでパッティングすると、ヒリヒリした痛みを和らげることが出来ます。
また、全身の日焼けには「紅茶風呂」がオススメです。
ティーバッグで濃いめに抽出した紅茶を450mlほど作り、そのまま浴槽に注ぐだけです。
ただし、緑茶風呂と同様、長時間そのままの状態で放置しておくと浴槽に「茶渋」が付着するため、紅茶風呂を入れる際は早めの入浴をおススメします。
紅茶の効能で美肌を手に入れる ハイドロキノン
紅茶には、強力な美白効果を持つ「ハイドロキノン」という成分があります。
ハイドロキノンは、既に生成されたシミやそばかすに対して、絶大な効果を発揮する成分です。
この成分は、主にコーヒーやブルーベリーなどに含まれますが、なんと紅茶にも含有されていることが明らかにされました。
しかし、強力が故に大きな副作用も有しているため取り扱いには少し注意が必要です。
高濃度で使用したり、長期間使用しなければリスクは軽減出来ますので、ご安心下さい。
紅茶に含有されているハイドロキノンの効果を得たい場合は、使用済みの紅茶のティーバッグを200mlのお湯で煮出し、冷ましてから容器に注いで作る「紅茶化粧水」という方法があります。
ただし、ご使用になる前に必ず1度はパッチテストを行うようにしましょう。
紅茶には、美肌になれる効能を持つ成分がたっぷり含まれています。
特に、夏場は暑さのために薄着で外出される方や、海水浴やプールなどに出掛ける方も多いと思います。
この時期の紫外線はとても強力ですから、日焼け止めだけではなかなか防ぐことが出来ません。
ですので、タンブラーにご自身で入れた美味しい紅茶を注ぎ、外出先でも紅茶を飲んで、夏の紫外線からお肌を守りましょう!