紅茶をおいしく入れる器具(アイテム) ティーコジーとは?

おいしい紅茶を入れるために必要な器具の1つに「ティーコジー」というアイテムがあります。

 

ティーコジーという言葉自体、聞き慣れないという方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

ティーコジーとは、ティーポットの保温をする役割を担う大切なアイテムの一つです。

 

では、ティーコジーとはどういった器具(アイテム)なのか、その使い方と選び方をご紹介します。

おいしい紅茶を入れる器具 ティーコジーの使い方

ティーコジーとは、別名「保存帽」と呼ばれており、紅茶を入れる際、ティーポットに入った紅茶を冷まさないよう保温するための器具です。

 

ティーポットは、事前に湯通ししておき、茶葉を入れ、お湯を注いでジャンピングを行っている間も温度は下がって行きます。

 

ジャンピングを行うお湯の温度は95度〜98度ですので、それ以下に下がってしまうとジャンピングが正常に行われず、茶葉から香りやおいしさを充分に引き出すことが出来ません。

 

それほど、紅茶のおいしさは、温度によって左右される性質を持っているのです。

 

特に、ガラス製のティーポットは熱が失われやすいため、ティーコジーの準備は不可欠です。

 

ティーコジーは、気温の高い夏場ではあまり必要性が感じられませんが、気温の低い冬場ではとても重宝します。

 

陶器製のティーポットを使う場合も、冬場は熱を失いやすいため、必ず1つは用意しておきましょう。

おいしい紅茶を入れる器具 ティーコジーの選び方

次に、ティーコジーの選び方をご説明します。

 

ティーコジーは、ティーカップ&ソーサーと同じくセンスが問われる場所でもあります。

 

ティーコジーに使用される素材は、主にキルティングが多く、中には保温性に優れたニット素材で製作されたものも販売されています。

 

また、デザイン的には、様々なものがあります。

 

  • すっぽりとティーポットを包み込むタイプ
  • 半月型のタイプ
  • 鶏や猫など動物の形をしたタイプ

 

などなど・・・メーカーによって、内部にコットンが入っていたり、アルミなどの断熱材を入れるなど工夫して保温性を高めています。

 

ティーコジーといえば、やはり、イギリス王室御用達の「アルスターウィーバーズ」がオススメです。

 

ティーコジーはティーポットにぴったりなサイズですと取り出しにくいですし、反対に余裕があり過ぎると、隙間が大きくなり過ぎて保温性能が低下します。

 

その点、アルスターウィーバーズのティーコジーは大きいサイズのティーポットから、日本茶用の小型の急須まで対応が可能です。

 

また、サミュエルラモント社の「オリジナルティーコゼ」やティーコジーも非常に使い勝手が良く、機能性及び保温性に優れています。

 

特に、オープントップティーコゼは、底面に合板のティーポット台が敷かれており、すっぽりと包み込むため、ティーコジーにポットを包んだまま紅茶を注ぐことが出来ます。

 

おいしい紅茶を入れるためには、ティーポットを冷やさないようにすることは非常に重要です。

 

紅茶を入れる際は、必ず1つはティーコジーを用意しておくようにしましょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク