リッジウェイの紅茶の歴史とは?

英国の紅茶ブランド「リッジウェイ」の歴史についてご説明します。

 

1837年に即位されたヴィクトリア女王は、イギリスの憲政を著しく発達させ、世界商工業の覇権を握り、国力を増進させました。

 

そんな女王のために、世界各国の茶葉の中から優れたもののみを厳選し、絶妙な配合で作られた「H.M.B」は、リッジウェイを代表する紅茶です。

 

リッジウェイとは、1836年にトーマス・リッジウェイ氏が「公正な価格で最高の品質」をコンセプトに、ロンドンにて開店させた「紅茶専門店」です。

 

17世紀頃のイギリス国内では、中国茶で作られる紅茶がたいへん人気が高かったのですが、当時の紅茶製造技術では、茶葉の品質を均一にできず、紅茶を愛する英国人たちは、より高品質の紅茶を求めるようになって行きました。

 

そんな紅茶ファンの姿を見たリッジウェイ氏は、当時では珍しいブレンド紅茶を開発します。

 

この紅茶を販売したリッジウェイの噂は瞬く間にイギリス全土へと広まり、いつしか紅茶愛好家の方々から「ブレンドのリッジウェイ」と称されるようになったのです。

リッジウェイの紅茶の特徴は?

リッジウェイは紅茶の改良を重ね、次々と新しいブレンド紅茶を誕生させていきました。

 

1886年、ヴィクトリア女王のために、アッサム・セイロン・ダージリンから厳選された茶葉を絶妙に配合して作られたのが「Her Majesty’s Blend(ハー・マジェスティー・ブレンド)」です。

 

この紅茶を召し上がったヴィクトリア女王も「素晴らしい紅茶だ!」と賞賛し、王室御用達となったのです。

 

以来、H.M.Bはリッジウェイの代表紅茶であり、発売当時から多くの人々に愛されているロングセラー紅茶となっています。

 

もちろん、リッジウェイでは他にも素晴らしい紅茶がいくつも製造されており、イギリス土産やお祝いギフトとして購入される方も大勢いらっしゃいます。

 

では、リッジウェイで人気の高いおいしい紅茶の種類やオススメギフトをご紹介します。

リッジウェイの紅茶!人気の紅茶の種類やおすすめのギフトは?

H.M.B

 

リッジウェイを代表するH.M.Bは、「紅茶ファンならば人生で1度は必ず味わっておくべき」と言われています。

 

この紅茶は、優雅で気品溢れる香りと、コクのある奥深い味わいが特徴です。

 

ストレートティーとして召し上がるのが1番ですが、苦手な方はミルクティーとして召し上がっても良いでしょう。

 

S.B.J

 

「Special Blend for Japan(通称:S.B.J)」は、繊細な味覚を持つ日本人向けに特別に考案された「ミルクティー専用の紅茶」です。

 

力強く、ダイレクトな渋みとコクを持っており、やや大きいサイズのマグカップで紅茶を気軽に楽しめる茶葉です。

 

朝食や、休日の低‐タイムの際にオススメの1杯です。

 

リッジウェイをお祝いギフトとして購入されたい方は、「リッジウェイ紅茶 いろいろアソート」がオススメです。

 

リッジウェイで製造されている全7種の茶葉が各3袋ずつ入っていて、贈り物として大変喜ばれる「詰め合わせセット」です。

 

また、ティーバッグなので、ティーポットなど紅茶器具を用意する必要がありません。

 

気軽に紅茶を楽しみたい方や、毎日の気分で紅茶のフレーバーを選びたい方にもオススメです。

 

リッジウェイは、日本国内ではメジャーな紅茶ブランドではないため、取扱店が非常に少ないのがネックではあります。

 

ですが、一生に一度は飲むべきだと言われるほど素晴らしい香りや味わいを持つブランドですので、この機会に是非1つ購入してみてはいかがでしょうか。

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