トワイニングの紅茶とは?

TWININGS(トワイニング)とは、トーマス・トワイニング氏が1706年に独立し、首都ロンドンにあるストランド通りにコーヒーショップ「トムの店」を出店したのが始まりです。

 

当時のイギリスでは、コーヒーが大人気でしたが、紅茶も女性を中心にじわじわと人気が高まっていました。

 

そこで、トーマス氏はコーヒーから紅茶を事業のメインに変更し、1717年に英国初の紅茶専門店「ゴールデン・ライオン」をオープンさせました。

 

すると、ゴールデン・ライオンの噂は瞬く間に広まり、トワイニング家は王侯貴族や上流階級から特別に目をかけられるようになり、家業を大きく発展させることに成功したのです。

 

この成功を機に、店の名を「ゴールデン・ライオン」から「トワイニング」に改め、紅茶専門店として、さらに発展してゆきます。

 

1784年になると、4代目リチャード・トワイニング氏が英国政府へと働きかけ、減税法を成立させたことによって紅茶の消費量が大幅に上昇します。

 

ヴィクトリア女王が即位した1837年には、紅茶で初めて「英国王室御用達」の称号が与えられ、現在でも、エリザベス女王やチャールズ皇太子お二方の御用達を賜っています。

トワイニング社が日本にやってきたのは?

トワイニングの紅茶が日本へやってきたのは、同社が創業200周年を迎えた1906年のことです。

 

ところが、当時の日本では、紅茶はあまり浸透しませんでした。

 

その後、1965年に「片岡物産」がトワイニングの日本総代理店になったのを機に、日本でのトワイニング社の紅茶が徐々に浸透して行きます。

 

2007年には、トワイニング社と片岡物産の合弁会社「トワイニングジャパン株式会社」を設立します。

 

トワイニング社の缶・ペットボトル飲料を、日本たばこ産業(通称:JT)から販売していました。

 

そして、2010年月にはチルドカップ飲料「アールグレイミルクティー」の販売を開始し、紅茶通の方々の間で話題となったのです。

トワイニングのおいしい紅茶の種類や人気のギフト

英国王室御用達の称号を持つトワイニングの紅茶は、日本国内でもたいへん人気が高いです。

 

多くの紅茶ファンを唸らせる、豊かな香りと上品な味わいが特徴です。

 

また、紅茶が苦手な方でもおいしく飲めるため、贈答用としても人気があります。

 

では、トワイニングの紅茶で最も人気が高くおいしいと言われる紅茶の種類と、オススメのギフトをご紹介します。

 

イングリッシュブレックファスト

 

1日のはじまりである朝にぴったりな優しくて舌触りがまろやかなイングリッシュブレックファストは、ダージリンのような渋みもなく、紅茶が苦手でもおいしく飲むことができる紅茶です。

 

ダージリン

 

世界三大銘茶として知られるダージリンは、トワイニング社でも人気の高い茶葉の1つです。

 

使用されている茶葉は高品質であり、マスカットフレーバーと呼ばれるフレッシュな香りがふわりと香ります。

 

やや渋みがあるため、ミルクを加えて飲みやすくすることをオススメします。

 

アールグレイ

 

憂鬱な気分をパッと晴らしてくれるトワイニング社のアールグレイには、ベルガモットの爽快な香りが付加されています。

 

渋みも少なく、深いコクがあるので、しっかりした紅茶を嗜みながら沈み込んだ気持ちを晴らしたいという方にぴったりです。

 

特に、アイスティーとして飲むとおいしさがアップするので、夏の暑い日にオススメです。

 

トワイニングの紅茶ギフトは、「本物の味という贈り物」というコンセプトとなっています。

 

創業300年を迎えたトワイニング社に伝わる「伝統ブレンド技術」をギュッと詰め込んだ、高品質な紅茶ティーバッグギフトと言えるでしょう。

 

イギリスの優雅で洗練されたデザインパッケージは、贈答用にもぴったりです。

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